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DTMってどうやって始めるの?初心者が始める曲作りとは

2021/12/02

  • 楽曲制作(DTM)教室

初心者の方がこれからDTMを始めるにあたり、どのような手順で曲作りを進めて行けば良いのか分からない人も多いと思います。

 

DTMを行う時にどんなものが必要なのか、あるいは一通りの機材は揃えてみたものの作り方が分からず手が止まってしまい困っている初心者の方もいる事でしょう。  

 

今回は以上の事も含め悩んでいる人の為にもDTMってどうやって始めるの?初心者が始める曲作りとは?というテーマにフォーカスし解説していきます。  

 

目次

「DTMを始める上で必要な機材」

まずは初心者の方がDTMを始めるにあたり、どのような機材が必要なのかを解説いたします。  

 

 パソコンとDAWソフト

DTMを始める時に必要なものがパソコンとDAWソフトになるのですが、実は最低限この2点を揃えられれば曲を作っていく事が可能です。  

 

パソコンに関してはMacとWindowsどちらでも大丈夫ですし、デスクトップでもノートパソコンでもDTMを始める事が出来ます。

 

パソコンは既に所持しているという方であれば残りのDAWソフトだけを揃えればDTMを始められますね。  

 

DAWソフトとはDTMで楽曲制作していく上で必要なソフトの事を指します。

 

最近では色々なものが出されており種類によって特色が異なるので、ご自身が作りたい曲の好みなどを基準にそれぞれのDAWソフトの機能や特徴を比較しながら選ぶと良いでしょう。  

 

DAWソフトによって動作できるパソコンが異なるので購入する際は動作環境を調べた上で選びましょう。  

 オーディオインターフェース

オーディオインターフェースとはパソコンにマイクやギターを接続して生音(オーディオデータ)をソフトに取り込む為の機器になります。 

 

歌を録りたい人やDTM初心者の方でもギターやベースが弾ける方は楽器の録音が可能ですし歌の録音を考えている方であればマイクやケーブルの購入も一緒に考えておくと良いでしょう。  

 

歌や楽器の録音を希望しないという方は必須アイテムではないので必要に応じて入手するべきか否を考えてもらえればと大丈夫です。

 

MIDIキーボード

MIDIキーボードはピアノが弾ける方であればソフト上で演奏したものがそのまま反映されたり、その他の選んだ音色(シンセサイザーやドラムなど)においても曲に合わせて録音する事が出来ます。  

 

又、和音など音程の確認もその場で行えるので持っていると大変便利です。  

 

初心者の方にとって必須アイテムではありませんが、曲作りをしていく中では揃えておきたいものの一つでしょう。

 

スピーカーかヘッドフォン

スピーカーかヘッドフォンは揃えておきたい機器になります。  

 

曲作りの際、特にベースなどの低音はスピーカーかヘッドフォンを繋げないと正直聴き取りにくい為あると鮮明に聴けます。  

 

他の楽器の音量バランスを取る時にもスピーカーかヘッドフォンは頼りになります。  

 

又、オーディオインターフェースを繋げると基本的にはパソコンから音が出なくなるので必要な機材として揃えておきましょう。

 

「初心者が始める曲作りの手順」

一通りの機材が揃ったらどのような手順で曲作りをしていくのかを解説いたします。  

 

既存曲を打ち込む

まずはオリジナル曲から作ろうとはせず世に出ている楽曲でメロディーが分かりやすく、ゆっくりなテンポの曲を1コーラスでも何曲かDTMで打ち込んでいきましょう。  

 

打ち込んでいく際は市販の楽譜などを使って形にしていきます。  

 

曲を作るには音楽の最低限の基礎知識が必要になり、いわばルールみたいなものになるのですが既存曲をDTMで打ち込んでいく事により自ずと音楽の基礎に沿った形で曲作りが出来るのです。  

 

初心者の方に多く見受けられるのが、いきなりオリジナルから作ろうとしますが曲を作る上で音楽のルールをしっかりと守らないと分かりづらい滅茶苦茶な曲になってしまいます。  

 

バンドスコアなどを使用してDTMを行う際には譜面を読む力が必要となってきますが、読譜力に加えて色々な楽器の事も知れるので何曲か作っていくと音楽的な感覚も身に付いていきます。  

 

少し時間はかかりますが初心者の方が曲作りをする手順の一歩としては、既存曲を打ち込んで曲作りに必要な最低限の基礎を身に付けていきましょう。  

 

楽曲を真似する

DTMで行う曲作りの為のスキルがある程度身に付いてきたら少しずつオリジナル曲へ反映していきましょう。  

 

最初に曲を作る時は何もかも全て一から作ろうとはせず、今までDTM上で知り得た曲のコード進行を使ったりリズムパターンを取り入れていけばいいのです。  

 

メロディーも既存曲を真似しながらイメージに近づけていけば曲作りは進んでいきます。  

実は世に出ている楽曲の多くが過去に発表された曲を参考にしたりオマージュされているのです。

 

なので真似をしながら曲作りに必要な色々な引き出しを増やしていけば初心者の方でも可能性が広がっていきます。  

 

実際に楽器を学ぶ

既に何か楽器が弾ける人であれば大丈夫なのですが、全く弾いたことがないという初心者の方はピアノやギターが弾けるとコードやリズム、楽器のアレンジなど曲作りにおいて必ず役立ちます。  

 

曲作りにおいて物凄く技術的に弾ける必要はありませんがスキルとして身に付けておいた方が後々作業効率がアップしますので、頭に入れておきましょう。  

 

まとめ

いかかでしたでしょうか。  

 

今回はDTMってどうやって始めるの?初心者が始める曲作りとは?という点について解説いたしました。  

 

多少時間がかかっても一つ一つ確実に身に付けていく事が大切になるので項目を参考に曲作りに活かしてもらえればと思います。  

 

 

この記事の筆者
中山 恭平(ナカヤマ キョウヘイ)

中山恭平(ナカヤマ キョウヘイ)

フィールドミュージックスクールギター講師。 都内を中心に積極的にバンド活動を行う一方、様々なアーティストのサポートなどで、Zepp Tokyoや渋谷公会堂などのホール、さらには海外のツアーを経験し、セッションイベントでのサポート演奏も行う。

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