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ギターコードとポジション

2019/11/01

  • ギター教室

guitar'schord

こんにちは。フィールドミュージックスクール、ギター講師の中山です。

 

→ 中山講師プロフィール

 

ギターでコードを弾く際、指の形でコードを覚えている方が多いかと思いますが、鳴らしている音が何の音なのか?また、どの音で構成されているのか?などギター コードの仕組みを理解されている方は意外と少ないように思います。

 

今回はそのギターのコードの仕組みについて詳しく解説していきます。

 

1、基本的なコードの仕組みを知る

コード(和音)を大きく分けると3つの音で構成された3和音(トライアド)と、4つの音で構成された4和音(セブンスコード)に分かれます。

 

今回はこのトライアドに焦点をあてて解説していこうと思いますが、その中に属するメジャーコードとマイナーコードについて見ていきます。

 

3度づつ積み上げた3つの音がトライアドになるのですが、具体的には基準となる第1音を基にスケールを1つおきに重ねたものになります。

 

Cコードではドの音を基準に1つおきに重ねると写真1のようになり、音の構成音はドミソとなります。

写真1

 

Amコードではラの音を基準に1つおきに重ねると写真2のようになり、音の構成音はラドミとなります。 写真2

2、指板上の音の把握

ピアノではどこに何の音があるか分かりやすいと思いますが、ギターではどのポジションが何の音かを意識した事があまりないかと思います。

 

その為ただ形で覚えたものを弾くだけでは、音は鳴らせても何の音なのかはわからないままになってしまうので、しっかりとコードの仕組みを理解し、ギターコードに置き換えていければと思います。

 

前説で述べた鳴らしている音が何の音なのか又、どんな音で出来ているのかを知っていく事でコードの構成音も見えてくるので、少しずつでも覚えていけると良いでしょう。

 

いきなり全てを把握するのは難しいと思うので、まずはギターの0~3フレットまでの押弦でドレミファソラシドを弾いていくところから始めてみましょう。 その後、ある程度覚えて弾けてきたら図1のように12フレットまでの各音を少しずつでも覚えていけると良いでしょう。

 

図1

時間はかかるかもしれませんが、一つ一つゆっくりと進めていく事が大事になってきます。

 

3、各コードのフォーム

ここからは実際にギターでコードを押さえると何故その形になるのかを見ていき、今回はローコード(0〜3フレットまでの押弦)のみで説明いたします。

 

まずはメジャーコードから解説していきます。 Cコードは下の図2のフォームになり、押さえている音はドミソになっています。 押さえている音以外に鳴っている開放弦はソとミになっている為、このフォームで押さえると低い音の順にドミソドミとなっている事が分かるかと思います。

 

図2
図2

 

1の項目の基本的なコードの仕組みでは3つの音で構成された3和音が基本概念ですが、コードの構成音であれば高さの違う音や同じ音を同時に鳴らしてもコードの仕組みのルールは崩れないので問題ありません。

 

ギターでCコードフォームを押さえると3つの音以外にもコードの構成音が鳴っている事が分かり、他のコードでもそういった音の重なりで出来ているものがあるのです。 Fコードの構成音はファラドになります。 下の図3のフォームになり、押さえている音は低い音の順にファドファラドファとなります。

 

図3
図3

 

Gコードの構成音はソシレになります。

下の図4のフォームになり、押さえている音はソシソで押さえている音以外に鳴っている開放弦はレソシになります。 なので実際には低い音の順からソシレソシソになっている事が分かります。

図4
図4

 

次にマイナーコードを見ていきましょう。

Amコードは下の図5のフォームになり、押さえている音はミラドになっています。 押さえている音以外に鳴っている開放弦はラとミになっている為、このフォームで押さえると低い音の順にラミラドミとなっている事が分かります。

図5
図5

 

Dmコードの構成音はレファラになります。

下の図6のフォームになり、押さえている音はラレファとなります。 その他に4弦の開放弦のレの音が鳴っているので実際には低い音の順からレラレファになっている事が分かります。

図6
図6

 

Emコードの構成音はミソシになります。

下の図7のフォームになり、押さえている音はシミとなります。 それ以外に鳴っている開放弦はミソシミになっている為、このフォームで押さえると低い音の順にミシミソシミとなっている事が分かります。

図7
図7

 

ここまで計6つのコードを解説してきましたが、ギターでのコードの仕組みはピアノから見る基本的なコードの重なり方と違う事が分かり、ギターのコードの各フォームは異なっていてもコードの構成音はその中に含まれている事が分かります。 その重なり方がギターならではの独特な響きを醸し出しているのです。

 

→ ギターのストロークを上手に行う方法

 

ポピュラーミュージックではどの楽器もコードに沿って演奏するので、形だけを覚えて弾くのではくコードの鳴っている音が何の音なのか仕組みを理解する事で、より音楽的にギターを追求していく事に繋がります。

 

4、まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

少しでもコードの仕組みとギターでのポジショニングを理解いただけたでしょうか? その他に一つのコードでもギターには違うポジションでいくつか弾く事が出来るのですが、それはまたの機会に解説いたします。

 

コードの仕組みを理解してギターを弾いていければさらにご自身のスキルアップに繋がれば幸いです。

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