こんにちは。
みなさんは好きなドラマーや憧れのドラマーはいますか?
どちらかというとドラマーというより〇〇バンドのドラムの人が好き!という方の方が多いかもしれません。
日本では歌手のバックバンドやレコーディングを行うスタジオミュージシャンの存在はあまり認識されていないようですが、海外では1人のドラマーとして一流の方がたくさんいます。
ドラムを叩く方がぜひ知っておいてほしい(参考にしてほしい)世界的にも有名なドラマーがたくさんいますが、今回はたくさんいるドラマーの中から5人に絞ってご紹介していきます。
目次
スティーブガッド
1970代アメリカのヒット曲のほとんどにこのドラマーが叩いていたいても過言ではないほど人気のドラマー。
日本のスタジオミュージシャンは、このスティーブガッドのフレーズやセッティングなどを真似して叩いたものです。 スティーブガッドは日本との太平洋戦争が終決した1945年にニューヨークで生まれ、軍楽隊の叔父の影響で7歳よりドラムを始め、自身も軍楽隊に所属していたことからドラムソロなどでもルーディメントを多用したソロが多いです。
一見簡単なフレーズを叩いているように見えるかと思いますが、そのグルーブといったら凄まじいいものがあります。真似したくても真似できないといったところでしょうか。
ドラムはヤマハのモニターでもあるのでヤマハの機材を使用しており自身のモデルのスネアドラムなども販売しています。
有名な参加アーティストは数え切れないほどですがその中でもいくつか例をあげると
などそのほかにもたくさんありますが、紹介しきれないので、、、。その中でもやっぱり自身のバンドガッドギャングはご存知の方もたくさんいるのではないでしょうか?
日本ではなかなか生で見る機会がなくなって来ましたが、私もぜひまた生で見たいものです。
デイブウェックル
流れるようなドラムが印象的なデイブウェックル。初めてウェックルのドラムを生で見たときはすごい!の一言でした。
メロディーラインとユニゾンしたようなフレーズと思いきやしっかりとしたビートで叩く姿も美しい! ジャズからフュージョン、ロックまでなんでも来い!のドラマーで、使用機材はヤマハを愛用しています。
拍をどこで感じているんだろうと不思議に思うくらい変拍子の曲もなんのそので、ウェックルにしかない世界観を見せてくれます。 いや〜デイブウェックルのドラムを聞くと昔ビデオのスロー再生でフレーズを一生懸命コピーしたのを思いだすなあ〜〜〜
デイブウェックルの参加作品は
そのほかにもたくさん参加されていますが、何と言っても自身のソロアルバム「マスタープラン」を聞いた時の衝撃はすごいものがありました! ぜひ一度聞いて見てください!
デニスチェンバース
デニスチェンバースといえばドラムを叩いているときに体が全く動かないスタイルが印象にありますが、みなさんはいかがでしょうか?
それでいてあのクロススティッキングでのドラムソロ!カッコイイ〜〜〜の一言です。
正直、ここまでくると何をどう叩いているのか分からなくなってきます。 高速バスドラムのフレーズを練習する際は、ドラムペダルのバネを外しヘッドに当たった跳ね返りだけで練習するというパワフルなドラムスタイルからは想像もできないような緻密に計算されているのがわかります。
ドラムはパール製のものを使用しており自身のモデルのスネアドラムなども販売されています。
ここでデニスチェンバースの参加アーティストの一部をご紹介します。
・サンタナ
などほか多数です。
中でも私が印象に残っているのはナイアシンというバンドでの演奏です。ジャスからロックまでなんでもこなすデニチェンがうらやまし〜!!
ヴィニーカリウタ
レギュラーグリップでジャズからロックまでこなすヴィニー。
レギュラーグリップであんな音量が出るのは羨ましいです。 他のドラマーもそうですが、聞いている側が拍をとるのが難しいくらいトリッキーなプレイを見せてくれます。
ドラムセットはGretschのドラムが印象的でジャンル問わずヴィニー流のドラムを聞かせてくれます。
ヴィニーカリウタの共演アーティストは
ヴィニーもソロアルバムを出していますので、ぜひ聞いてみてください! 変拍子ありのヴィニー節炸裂です!!
スティーブジョーダン
スティーブジョーダンといえば「FEEL GOOD!」の言葉が焼きついていますが、この方もたくさんの作品を残しています。
何を隠そう私はこのスティーブジョーダンにドラムを習ったことがあるのです!!
いや〜それは貴重な体験でした。 私がまだ音楽学校に通っていた頃、ヤマハ主催のドラム合宿で講師として来日していたのがこのスティーブジョーダン!
その時はジェームスブラウンの曲を私が叩きスティーブジョーダンは横でベースを弾いてくれたのをはっきりと覚えています。 もちろんドラムも一流で「グルーブ感ってこの事なんだ」ということを気づかせてくれました。
思わず踊りたくなるような気持ちいい!ドラムです。
スティーブジョーダンの共演アーティストは
その他にもたくさんいますが、ハイラムブロックなどと結成した24丁目バンドはご存知の方も多いでしょうか? こんなに気持ちいい8ビートを叩くドラマーは珍しいのでぜひ聞いてみてください。
いかがでしたでしょうか?
今回はドラムを叩くなら聞いておきたいドラマーを5人ご紹介しました。
今回ご紹介した5人は個人の主観で5人に絞って選ばせていただきましたが、まだまだいいドラマーはたくさんいますので、ぜひこれからのドラム人生を楽しむためにもぜひ参考にしてください。
フィールドミュージックスクール代表。
都内音楽学校にて本格的に学び、卒業後は石川さゆりのツアーサポートはじめ薬師丸ひろ子、葛城ユキなど数々のアーティストのレコーディングやテレビ出演、コンサートツアーなどスタジオミュージシャンとして活動する。