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ギターコードの仕組み

2020/04/14

  • ギター教室

ギター こんにちは。 

 

 今回は、ギターコードの仕組みについてお話ししたいと思います。

 

コードとは?

音楽用語の中でもコードという言葉は聞き馴染みがあるかと思います。

コードとは日本語で和音と言われ2つ以上の音を同時に鳴らすという意味です。

 

しかしその構成音は、どの音でもいいわけではなく、ドレミファソラシの音階のなかで1つずつ音をとばした3つの音で構成されたコードを3和音(トライアド)といい4つの音で構成されたコードを4和音といいます。

 

コードの仕組み〜ピアノ編〜

 

ギターで弾くコード

では、コードをギターで弾く時はどのようにして弾くのでしょうか? ギターはそれぞれの弦で音が決まっています。 弦は開放弦で太い方(6弦)からミ・ラ・レ・ソ・シ・ミという音の並びになっています。

 

ギターのチューニング方法

 

先ほどもお話ししたように、3和音のコードは3つの音で成り立っています。 この3和音をギターで弾こうとすると、6音鳴ってしまいます。 では、残りの3音はどのようにして弾くのでしょうか?

 

では、Cのコードをギターで弾くとどうなるのかを見ていきましょう。 Cのコードとは、ド・ミ・ソの3音から成り立ってます。 このCのコードをギターで弾くと 6弦は開放弦のミ 5弦は3フレットのド 4弦は2フレットのミ 3弦は開放弦のソ 2弦は1フレットのド 1弦は開放弦のミ というふうに弾きます。

ギターで弾くCコード

上の写真はギターでCのコードを押さえた時のポジションです。

 

ここで5弦のドと2弦のドや4弦のミと1弦のミなどがオクターブで重なっていますが、構成音は変わっていないためこのように弾きます。

 

また、コードにはルート音とベース音があり、ここで1番音程が低い6弦のミを弾いてしまうとCのコードではなく、Eをベース音としたCのコードになってしまうので、6弦を親指でミュートしてCのコードにしていきます。

 

ルート音とベース音の違い

 

このCのコードにシの音を加えてCメジャー7thのコードにする時は2弦の2フレットを押さえていた音を開放弦にし、シの音にすることによってメジャーセブンスの音に変えることができCメジャー7thのコードを弾くことができます。

 

ギターコードとポジション

 

他のコードも同じようにギターで弾く6音の中にコードの構成音が全て入っていて、コードのルート音が1番低い音になっていればそのコードを弾くことができます。

 

その他バンドなどでベースがいればルート音やベース音を抜いて弾くこともあります。 このようにギターでは、1つのコードに対して様々なコードの弾き方があるので色んなポジションのコードを試してみるのもいいトレーニングになるかと思います!

 

頑張ってください!

 

 

この記事の筆者
中山 恭平(ナカヤマ キョウヘイ)

中山恭平(ナカヤマ キョウヘイ)

フィールドミュージックスクールギター講師。
都内を中心に積極的にバンド活動を行う一方、様々なアーティストのサポートなどで、Zepp Tokyoや渋谷公会堂などのホール、さらには海外のツアーを経験し、セッションイベントでのサポート演奏も行う。

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