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ギターのピックの種類と選び方

2019/08/31

  • ギター教室

pick

こんにちは。フィールドミュージックスクール、ギター講師の中山です。

 

中山講師プロフィール

 

今回は、エレキギターやアコースティックギターを弾く際に使うピックの種類と選び方について取り上げていきます。

 

楽器屋さんに行くと色々な種類のギターピックがたくさん並んでいますが、それぞれのギターのピックがどんな種類があるのか、そして何を基準に選べば良いのか悩んでしまう人も多いかと思います。

 

そこで今回は、ギターのピックの種類と選び方に焦点を当て、詳しく解説していきますので参考にして頂けたらと思います。

 

1、ギターピックの主な種類(形)と特徴

①ティアドロップ型

ティアト゛ロッフ゜型

 

ティアドロップとは涙のしずくという意味で、そのような形をしています。 もっともポピュラーなピックの形で、コード弾きを行うストロークからメロディ弾きを行うピッキングまで幅広く対応する事が出来る為、多くのプレイヤーが使っています。

 

②トライアングル型

トライアンク゛ル型

 

通称おにぎり型。 ティアドロップ型より少しサイズが大きい分、ギターピックを持つ面積も広いのでコードストロークを主に行うのに向いています。

三角形をしている為、角3カ所を同じように使用可能です。 なので1カ所削れて駄目になってもまだ使えるという点でお得感があります。

 

③ジャズ型

シ゛ャス゛型

基本的には分厚くティアドロップ型よりさらに先端をとがらせ、サイズも小さい形をしています。

ジャズギタリストが多く使っている事からこの名が付き、速弾きや細かな動きに向いていますが、厚くて小さい分使い慣れるまで少し時間はかかります。

 

④サムピック

サムヒ゜ック

フィンガーピッキングする際に親指(サム)にはめて使用し、アコースティックギターを弾く方に多く見受けられます。

 

ピックを持つ深さの調整が出来ない為、細かな調整は難しいので、こちらも使い慣れるまで少し時間はかかります。 その他にもホームベース型や円形といった特殊で珍しいギターピックもありますが、主な種類としてはこの4つになります。  

 

2、ギターピックの厚さ(硬さ)

ギターピックは厚ければ厚いほど硬さが増し、薄ければ薄いほど柔らかくなるのですが、この厚さによりギターの弾き易さの違いや音色の違いに差が出てきます。

 

何故ならギターピックの厚さによってギターの弦を弾いた時のピックのしなり方や弦の反応が変わってくるからです。 薄ければピックはその分しなり、出音の反応は遅くなります。

 

なので弦抵抗は小さくひっかかる感じはあまりしないのですが、逆に大きな音量が出にくいです。

厚ければピックはその分しなりにくく、出音の反応は早くなります。 なのでギターの弦の抵抗は大きくひっかかる感じはありますが、その分大きな音量を出す事が出来ます。

 

厚いギターピック程、演奏時にコントロールする技術が必要になってきます。 こちらはピックの厚さをいくつか表したものになります。

THIN/SOFT:~0.6mm

MIDIUM:0.8~0.9mm

HARD/HEAVY:1.0mm~

EXTRA HEAVY:1.5mm~

厚さごとに表記が異なっているので、こちらもギターのピックを買う時の参考にしてもらえたらと思います。  

 

3、ギターピックの素材

①セルロイド

セルロイト゛

 

主なメーカー 

Fender や Gibson など。

プラスチック素材でギターピック素材の多くがこの素材で作られている為、たくさんの方が使用しています。 様々なジャンルに対応し易いのですが、削れやすいです。

ただ定番の素材になり、クセも無く使い易いのでギター初心者の方にはまずこのピックから使う事をおすすめします。

 

②ナイロン

ナイロン

主なメーカー 

Jim Dunlop やPICKBOY など。 衣類などに使われている摩耗に強い素材になります。 素材自体は柔らかい為、ピッキング時のアタック感は弱く、丸くて柔らかい音がします。

 

③ウルテム

ウルテム

主なメーカー 

Clayton など。 特殊なプラスチック素材で、透明度の高い見た目が特徴です。 べっ甲に近い感覚があり、硬くて滑らかな素材である為、ギター弦へのひっかかりが少ないです。

 

④トーテックス

トーテックス

JimDunlopというメーカーがデルリンという素材を使って出したものになります。

表面がざらりと滑りにくく指に吸い付く質感が特徴です。 又、耐久性にも優れ削りにくいです。  

 

その他にも樹脂由来のものや金属製、木製などもありますが、上記4つがポピュラーになるので、この辺りを押さえておくと良いかと思います。  

 

4、ギターピックの選び方

ギターのピックの選び方のポイントとしては、以上の1~3項目から「形」、「厚さ」、「素材」にまとめる事が出来ます。

 

「形」に関しては、 細かなソロなどの単音弾きからバッキングなどのコード弾きまで、オールマイティにギターを弾きたいのであればティアドロップ型。 コードストロークやカッティングを主にギターを弾く方であればトライアングル型が良いです。

 

「厚さ」の点では、ギター弦の抵抗をあまり受けずに柔らかいアタック感や音を求めるようであれば、THIN/SOFT ~ MIDIUMを。 レスポンスの良い太い音かつ大きな音量を求めるようであれば、 HARD/HEAVY ~ EXTRA HEAVYを選ぶと良いでしょう。

 

「素材」の点では、そのものによりツルツルしていたりザラザラしてたりする関係で、ギターの弦を弾いた時の感触が異なってきます。 なので素材の質感を知っていく上では幾つか試していく事が大切なのですが、まずおすすめする素材はやはり定番のセルロイドです。 特にギター初心者の方はこちらから使っていけば、ほぼ間違いは無いと思います。 それだけ扱い易いという事になります。

以上、ギターピックの選び方のポイントでした。

 

  5、まとめ

今回の事からギターのピックには様々なものがあり奥深いですが、 一度楽器屋さんに並べられている色々な種類のピックの「厚さ」や「素材」の質感を、買う時に手で触りながら確かめてみるのも良いでしょう。

 

色々な発見がありますよ! そしてこの「ギターピックの種類と選び方」から、自分に合った好みのギターピックを見つけてもらえればと思います!

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