こんにちは。フィールドギター教室インストラクターの中山です。
今回は、初めてギターを買う時には知らないことも多く、どういったことに気をつけて買えばいいのか分からないと思います。
実際そういった声を耳にすることも多いので、今回はそのことについてや買う時に知っておくと良いことを紹介したり解説していきながらお伝えしていきます。
目次
ギターの種類
ギターには大きく分けて、アコースティックギターとエレキギターの2種類があります。
アコーステックギターはギター本体だけで音を増幅してサウンドホールというボディに空けられた穴から音が出ます。
ギターそのままの素材の良さが活かされ、とても温かみのあるサウンドが特徴です。
一方エレキギターは本体だけでは音を増幅出来ないので、アンプに繋げて音を出していきます。
実際に音が出るのはアンプからになります。
ギターとアンプ、そしてそれらを繋げる為のケーブルがあれば基本的には問題なく音を出すことが出来ます。
又、アンプからの音量調節も効くので小さな音から大きな音までその時の音を出せる環境に合わせて使用出来ます。
弾き語りや生のサウンドが好みならアコーステックギターを、色々な音色を出したかったり、バンドをやってみたければエレキギターを、雑誌や好きなアーティストが弾いているギターを参考にしながら選んでいくと良いでしょう。
ギターのデザインなども基準にしていくと良いです。
ギターはどこで買えばいいのだろう?
ギターを探して買える方法はインターネットか、楽器店で買うことが出来ます。
インターネットで初心者用ギターなどで検索すると、より多くのギターの中から好みのものを選べますが、実際に弾いてみることが出来ないのでその点はデメリットでもあります。
楽器店に行けば実物を見れて気に入ったものがあれば弾くことも出来ますし、分からないことなどがあれば店員さんに聞くことも出来るので安心感はあるでしょう。
逆にネットだと情報が大量にあり過ぎて選びきれなかったりもするので、まずは近くの楽器屋さんに足を運んでみるのもいいんじゃないかと思います。
この2点もギターを買う時に知っておくと良いです。
どのくらいの価格がいいのだろう?
一体いくら位のギターを最初に買えばいいのか疑問に思う方も多いと思いますので解説していきます。
凄く安いもので1万円前後から売られています。
1万円前後のギターでも音を鳴らして弾くことは出来るのですが、あまりにも安価なもの(1万円を切るもの)だと弦を押さえて弾く際に音が鳴らないポジションが出て来たり、ピッチが不安定なものが出て来ます。
価格が高ければ高いほど高品質なものが多いのですが、上記の事を考えると初めて手に入れるギターの価格に関しては、15000円~20000円くらいが良いかと思います。
この位の価格ならもし挫折したとしても損失感も少なく、ある程度は弾くことに困らないからです。
なので出せる範囲でお気に入りのギターを手に入れてもらえればと思います。
ギターを買う時に気をつける点
出来れば試奏することをおすすめします。
ギターは新品であっても中古品であっても必ず試奏した方が良いです。
特に中古品のエレキギターは、アンプに繋いだ際に音の出が悪かったりノイズがひどかったりするので一度チェックはされているはずなのですが、気をつけたいところですし、新品であれ中古品であれ、ギターをまだ弾いたことがなくて弾けなくても実際にギターを構えて何となく弾いてみることで初めて感じとれることが多いからです。
ギターの重さや、いくつかのギターの中から形状が自分に合っているかどうかなども感じとれるかと思います。
お店に行って店員さんに試奏してみたいですと声をかければ試奏でき、アドバイスを貰えたり出来るので買った後の後悔が減ります。
以上のことを買う時に知っておくと良いでしょう。そうすればより自分好みのギターを探すことが出来ると思います。
じっくり考えながら、納得のいく自分のギターを見つけていきましょう♪
フィールドミュージックスクールギター講師。
都内を中心に積極的にバンド活動を行う一方、様々なアーティストのサポートなどで、Zepp Tokyoや渋谷公会堂などのホール、さらには海外のツアーを経験し、セッションイベントでのサポート演奏も行う。