メニュー 閉じる

大宮駅徒歩4分!楽しく上達できるオーダーメイドの音楽教室

いこ~よミュージック

お電話0120-154-349

お電話での受付時間 11:00~19:00

いつでも音楽と向き合える!スキルアップのコツ

スネアドラムの種類と選び方

2021/03/12

  • ドラム教室

スネアドラム

こんにちは。

フィールドミュージックの森田です。

 

今回は、スネアドラムの種類と選び方についてお話ししていきたいと思います。

 

ドラムを演奏していくうちに「そろそろ自分の楽器が欲しいな〜」と思われる方も多いかと思います。

 

まずはじめに自分のドラムを買う方に多いのがこのスネドラムです! スネアドラムはドラムセットの中でも叩く頻度が多く叩く人の個性が出やすい楽器の一つで、スネアドラムを持っているとチューニング次第で自分好みの音色を作ることができますし、様々なヘッドを使うことでデッドの特性を知ることもできます。

 

スネアドラムにもいろんな種類のものがありますので、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。

 

目次

スネアドラムの各名称

①ヘッド ドラムを叩く打面の部分です。

このヘッドの種類を変える事によっても様々な音色を変えることができます。

 

②フープ

リムとも呼ばれヘッドを張るための金属の金具です。また、リムショットと言い実際にリムを叩くことによって音を出したりもします。

 

③シェル

スネアドラムの胴体の部分をシェルと言います。このシェルの深さや材質によってもいろんな音色を得ることができます。

 

④テンションボルト

ヘッドとシェルを繋ぐためのボルトです。このボルトの締め具合によって音程が高くなったり低くなったりして好みの音にしていきます。テンションボルトの数はスネアドラムによって6〜10個くらいあります。

 

⑤ラグ

テンションボルトを留めるための金具です。シェルにビスで固定されています。このラグにボルトがまっすぐに入っていないと均等に張ることができないので注意が必要です。

 

⑥ストレイナー

スネアドラムの裏面にある響き線(スナッピー)の強さを調整するためのパーツです。ストレーナーについているスイッチでスナッピーのONとOFFを切り替えたりスナッピーの貼り具合を調整してりします。このスナッピーの貼り方でもスネアドラムの音色がかなり変わってきます。

 

スネアドラム

シェルの材質

スネアドラムのシェルの材質には木製のものと金属製のものがあります。 ドラムを叩く音楽のジャンルや表現の仕方によって、それぞれの材質の違うスネアドラムを使用されたりします。

 

木製

木製のシェルは金属製に比べ音に温かみがあるので歌ものなどの音楽でドラムを叩かれる時などに使用されることが多いようです。

 

木で作られているので湿度によって乾燥したり湿気を吸ったりするので管理する場合は注意が必要です。木製のもののなかにも次のように様々な材質のシェルがあります。

 

メイプル

メイプルは楓の木でスネアドラムの半数以上がこのメイプルを使ったスネアドラムです。 一般的には音の立ち上がりがよく温かいサウンドと言われ様々なジャンルで使用されています。 初めてスネアドラムを買うときはこのメイプルのスネアドラムを買うことをオススメします!

 

バーチ

バーチは和名でカバの木で柔らかいサウンドが特徴の材質です。筆者はこのバーチが好きでスネアドラムはじめドラムセットもバーチのものを所有しています。 音の抜けも良くチューニング次第で低音域もしっかり出るのでオススメの材質です。

 

ブビンガ

ブビンガは非常に硬い木で芯がはっきりとしたサウンドが特徴です。 値段が少し高価なモデルが多いですが、重くしっかりとしたサウンドが好きな方にオススメのスネアドラムです。

 

マホガニー

ドラム以外にも家具やギターなどにも多く使用されている柔らかい木で、中音域がしっかりとしていて丸みのあるバランスのとれた音が特徴の材質です。

 

金属製

金属製のシェルのスネアドラムは音量が出やすいので、ロックやヘビーメタルなどのジャンルで使用される場合が多いようです。

 

また、ヘッドを高めに張ることで抜けの良い音になるので、フュージョン系の音楽にも使用されます。湿度に左右されないので管理が簡単なのも特徴です。 金属製のスネアドラムには次のような材質などがあります。

 

スティール

スティール製のスネアドラムはメタル系のスネアドラムの中では最もポピュラーな材質です。 明るく倍音が多めのサウンドで音量が出しやすくロックなどのジャンルに最適で初めてのスネアドラムにもオススメの材質です。

 

ブラス

スティールに次いで人気のあるのがこのブラスシェル。 管楽器でも多く使用されていて音の伝達がとても良いとされる材質です。こちらもロックからフュージョン、ジャズまであらゆるジャンルに対応できます。

 

アルミ

アルミの最大の特徴は軽いということ。普段、電車などで持ち運ぶ機会が多い方はこのアルミのスネアドラムを買うといいでしょう。 重く図太いというより軽く乾いたサウンドが特徴です。ポップスやファンクなど軽快な音楽に適しています。

 

ブロンズ

ブロンズは他の金属製のスネアドラムよりも少しクセのあるサウンドが特徴で、中音域が多くしっかりとした太いサウンドです。 個性を出したいドラマーや太い音を求める方などに最適な材質です。

 

シェルの深さ

つぎにシェルの深さです。

シャルの深さは浅いもので3インチから深いものは8インチくらいのものまであります。

 

こちらも演奏するジャンルなどによって使い分けられます。 標準の深さは5インチから6インチ半くらいまでのものが一般的で、4インチ未満のものをピッコロスネアと呼ばれメインのスネアドラムとは別に曲の一部分で違った音色を表現するためにサブスネアとして使われることもあります。

 

また、7インチ以上のものを深胴と呼ばれ胴が深くなることによって打面からスナッピーまでの距離が長くなり音圧が出やすいと言われます。 初めて買うスネアドラムは5インチから6インチ半くらいのものを選ぶと様々なジャンルに対応できるかと思います。

 

口径

スネアドラムの口径は一般的には14インチが標準ですが、稀に13インチや15インチのものもあります。

 

筆者は13インチのスネアドラムを持っていますが、小さめのホールで演奏するときなどはバランスが取りやすく音作りもしやすいので、多用しています。

 

しかし、口径が小さいためクローズドリムショットをやるときなどは好みの音を出すのが難しいです。

 

スネアドラムを買う時の注意点

ここではスネアドラムを買う際の注意点をいくつかご紹介したいと思います。

 

実際に叩いたスネアドラムを買う

実際にスネアドラムを購入するときは実際に叩いてみて気にいったスネアドラムをそのまま買うことをお勧めします。

 

まれに試打した物とおなじ物を注文して買う方もいらっしゃいますが、試打したスネアドラムと同じサイズ同じ材質のスネアドラムでも個体差がありますので、できる限り試打した楽器そのものを買うことをお勧めします。

 

できる限りドラムセットと一緒に試打する

スネアドラム以外にもシンバルなどを買う場合でも単体で試打する時とドラムセットにセットして試打する場合ではバランスや音色が違って聞こえてきます。

 

これはインターネットで買う場合などは不可能ですが、楽器屋さんなどで買う場合にドラムセットにセットして試打できる状況であれば是非ドラムセットで叩いてみることをおすすめします。

 

単体で叩いたときはパッとしなくてもドラムセットと一緒に叩くと意外と良かったりしますよ!

 

買った後のセットアップが大事!

スネアドラムに限らずアコースティック楽器は少しセットアップするだけで音がかなり変わってきます。

 

自分の理想の音がイメージできたら、買ったきたスネアドラムをそのまま使うのではなくヘッドを変えてみたりフープやスナッピーを変えるとまた違った音になります。

 

スネアドラム1つで何種類もの音が出せるようになるとドラムでの表現力が格段に良くなりますのでぜひトライしてみてください!

 

スネアドラムのメーカー

スネアドラムを製造・販売しているメーカーは多数ありますが、メーカーによっても音の特性が違います。どのスネアドラムを買おうか迷ったら好きなアーティストと同じメーカーのものなどを買うのもいいかと思います。

 

Pearl(パール)

国内でドラムメーカーといえばパール! 村上秀一はじめ国内外でさまざまなアーティストが使用しています。

 

YAMAHA(ヤマハ)

言わずと知れたこのメーカー。ドラム以外にも弦楽器や管楽器など様々な楽器を製造しています。 こちらもドラマーに限らずギタリストやベーシストなど有名なアーティストが使用しています。

 

TAMA(タマ)

ロックという印象があるタマ。タマの楽器を持っている人はスネアドラム以外にもペダルやスティックなどすべてタマでそろえる人も多いはず! YOSHIKI、そうる透、サイモンフィリップス、ピーターアースキンなどの他、有名アーティストが使用しています。

 

CANOPUS(カノウプス)

元々はDWの代理店でしたが、自社ブランドを立ち上げ販売。 カーマインアピス、エバンストーン、ハービーメイソン、ジョーポーカロなどが使用。

 

LUDWIG(ラディック)

メタル系のスネアドラムといえばラディック!LM400は今でも定番商品です!

 

DW(ディーダブリュー)

スネアドラム以外にもドラムペダルなどが人気のメーカー。 筆者もDWのドラムセットを持っていますが、なかなかいい音しますよ!

 

SONOR(ソナー)

ドイツのメーカーでロックドラマーからジャズドラマーまで幅広くユーザーがいるメーカー。 国内では山木秀夫、青山純、小山太郎、海外ではジェフワッツ、スティーブスミスなどスタジオ系のミュージシャンにも人気です。

 

GRETSCH(グレッチ) アメリカのメーカーでギターやベースなどの製造も行なっているメーカー。 中村達也、チャーリーワッツ、メルテイラーなどが使用しています。

 

いかがでしたでしょうか。

スネアドラムはドラムセットの中でも一番個性のでるものなので、自分のものを持っておくといいでしょう。

 

最終的には好みなので、購入する際は実際に叩いてみて自分が好きな音で購入していただくといいかと思います。また、スネアドラムは買ってから色々とセットアップすることで1つの楽器でいろんな音を出すことができますので、購入した後も自分の好みの音に仕上げてみてください!

 

 

この記事の筆者
森田 伊宏(モリタ タダヒロ)

森田 伊宏(モリタ タダヒロ)

フィールドミュージックスクール代表。
都内音楽学校にて本格的に学び、卒業後は石川さゆりのツアーサポートはじめ薬師丸ひろ子、葛城ユキなど数々のアーティストのレコーディングやテレビ出演、コンサートツアーなどスタジオミュージシャンとして活動する。

ただいまご入会キャンペーン中!
最大11,000円還元!
まずは無料体験をお試しください。

「独学で始めてはみたけど、何をやったらいいか分からない」「憧れの曲を弾ける・歌えるようになりたい」
「長く続けられる趣味として楽器をはじめてみたい」といった想いをお持ちの方!私たちにお任せください!

Contact

いこ~よミュージック

0120-154-349

お電話での受付時間 11:00~19:00

Page
Top